Specialty Coffee and Sustainability

What about the Bags?

特にSDGsへの意識が高いスペシャリティコーヒーの業界においては、持続可能なコーヒー豆の調達や、コーヒーかすのアップサイクルが進みつつあります。

では、そのコーヒー豆を包む袋はどうでしょうか。

TOMORROW- 必要な機能をそのままに、石油由来の素材を低減する袋。-

Tomorrowでは、石油化学由来を原料とした包装資材の一部を紙などの自然由来による材料に置き換えることで、少しでもプラスチックゴミの減量化（reduce)を図り、自然環境への負荷を低減させようとする新しいパッケージの在り方です。機能性紙を使用することで、酸素・水蒸気バリア性、フレーバーバリア性などを保持し、同時に最小限のポリエチレン等を貼り合わせてヒートシール加工することで密封性なども実現することができます。

FUTURE- 紙や生分解性樹脂だけで作った、コンポストできる袋。-

自然由来の生分解性樹脂や、バリア性のある機能性紙などを組み合わせ、日本屈指の高い製袋加工技術によって作られた最先端の包装資材です。適切な環境下において堆肥化（コンポスト）でき、資源として循環します。従来の石油化学由来のプラスチックやアルミの代替として、内容物の品質を守りながら環境負荷を減らした、人と地球の未来のことを考えた全く新しいパッケージです。

目指す未来- Our Aspiration

環境を想う袋は使い終わった後まで大切に。私たちの目指す循環型社会は、製品が役目を終えた後にも、新たな価値を生み出すものです。例えば、使用後の袋にコーヒーかすを入れてそのまま堆肥化するなど。リサイクルやコンポストを通じて循環する仕組み＜サーキュラーエコノミー＞を構築し、廃棄物を資源として再利用することで、持続可能な未来を実現します。

Our Identity

紙であることの意味

紙の良さは、温もりのある優しい素材感や、自然に還り、焼却しても有毒ガスを出さず、環境に優しい点にあります。

紙は丈夫で扱いやすく、さまざまな形に自由にデザインできる汎用性の高さも特徴です。

印刷しやすい素材でもあり、植物性由来の水性インクを使用することで、さらに環境負荷を軽減できます。

私たちは、紙の持つこれらの魅力を最大限に活かし、持続可能な未来を目指しています。