21/08/2026
中身を守る「バリア性」って?4つのGeoPosting Packを比べてみました

パッケージを選ぶとき、デザインや形、素材とともに気になるのが「バリア性」。

「この袋のバリア性は高いですか?」
「どのくらい保存できますか?」

GeoPosting Packでも、こうしたご質問をいただくことがあります。

現在は「Tomorrow Bag 1.0」「Tomorrow Bag 2.0」「Tomorrow Bag 3.0」 「FutureBio Bag」と、それぞれ異なる特徴を持つ4つのラインナップがあります。

では、一番バリア性が高い袋を選べばいいのでしょうか?

実は、そう単純ではありません。

Tomorrow Bag 1.0、Tomorrow Bag 2.0、Tomorrow Bag 3.0、FutureBio Bagの4製品

そもそも「バリア性」って何?

パッケージには、外部の環境から中身を守る役割があります。 その「守る力」のひとつが、バリア性です。

代表的なのが、酸素・水蒸気・光・香りに対するバリア性能。

パッケージのバリア性を考える酸素、水蒸気、光、香りの4つの要素

酸化を抑えたいのか。湿気から守りたいのか。光を遮りたいのか。 香りを逃したくないのか。

内容物や保存条件によって、必要な性能は変わります。

「バリア性が高い=すべての内容物に一番いい」ではありません。

4つのGeoPosting Packも、性能の順位ではなく、 それぞれの特徴から選んでいただくためのラインナップです。

4つのGeoPosting Pack、それぞれの特徴

製品 バリア設計の特徴 素材の特徴 選ぶポイント
Tomorrow Bag 1.0 酸素・水蒸気から守る バリア機能紙 SHIELDPLUS® バランスのよいスタンダード
Tomorrow Bag 2.0 酸素・水蒸気+遮光 アルミ蒸着紙 SILBIO ALBA 光からも守りたい
Tomorrow Bag 3.0 さらに高い酸素・水蒸気バリア性能 紙+透明蒸着フィルム等 より厳しい保存条件に
FutureBio Bag 酸素・水蒸気から守る SHIELDPLUS®+BioPBS™ 使用後の循環まで考える

Tomorrow Bag 1.0 必要な機能をバランスよく

GeoPosting Packのスタンダードタイプです。

日本製紙グループのバリア機能紙「SHIELDPLUS®」を使用し、 酸素や水蒸気などから内容物を守るためのバリア性能を備えています。

紙を主体とすることで石油由来素材の使用を減らしながら、 必要な保存性能とのバランスを考えたパッケージです。

コーヒー豆だけでなく、乾物などさまざまな用途で 紙パッケージを検討する際の選択肢です。

Tomorrow Bag 2.0 高いバリア性と遮光性を、紙で

Tomorrow Bag 2.0に使用しているのは、 王子エフテックスの「SILBIO ALBA(シルビオ アルヴァ)」です。

アルミ箔でも、アルミ蒸着フィルムでもなく、 紙そのものにアルミを蒸着した「アルミ蒸着紙」 です。

アルミ蒸着フィルムに匹敵するバリア性能と遮光性を持ちながら、 アルミ箔の使用量や石油由来のフィルム素材を減らすことを目指して開発された素材です。

内容物を酸素や湿気だけでなく、光からもしっかり守りたい場合の選択肢です。

Tomorrow Bag 3.0 さらに厳しい保存条件へ

Tomorrow Bag 3.0は、より高い保存性能が求められる用途にも、 紙パッケージという選択肢を広げるために開発した高バリアタイプです。

紙を主体としながら透明蒸着フィルムなどを組み合わせ、 酸素・水蒸気の両方に対してさらに高いバリア性能を備えています。

たとえばペットフードなど、より厳しい保存条件が求められる内容物にも、 紙の風合いを活かしたパッケージを提案するための選択肢です。

FutureBio Bag 「守ったあと」まで考える

FutureBio Bagは、SHIELDPLUS®に加え、 内層やチャック部分に生分解性樹脂「BioPBS™」を使用しています。

必要なバリア性能を持たせながら、 適切な環境下での堆肥化まで視野に入れた素材設計です。

ただし、生分解性の素材を使えば、それだけで循環が完成するわけではありません。

使い終わったパッケージをどう集め、どう次につなげていくのか。

FutureBio Bagは、 使用後の循環の仕組みまで、お客様やパートナーの皆さまと 一緒に考えていくためのパッケージ でもあります。

「必要な分を、必要なだけ。」

パッケージに求められる性能は、中に入れるものによって変わります。

コーヒー豆、茶葉、塩などの乾物、 そして、より高い保存性能が求められるペットフードなど。

守りたいものが変われば、パッケージに求められるバリア性能も変わります。

世の中には、「安心だから」という理由で、 実際の用途以上の素材や機能が使われていることもあります

もちろん、中身をきちんと守ることはパッケージの大切な役割です。 でも、必要以上に守るために、必要以上のものを使う必要はないかもしれません。

必要な性能を、必要なだけ。

内容物に合ったバリア性能を選ぶことは、 過剰な包装を見直し、使う資源を減らすことにもつながります。

これは、単に袋を薄くしたり、プラスチックを紙に置き換えたりするだけではない、 もうひとつの環境配慮の考え方です。

必要以上のものを使わない。
内容物に合った機能を見極める。
そして、必要な分だけつくる。

ジオパックが考える「つくりすぎない包装」は、 つくる量だけでなく、素材や機能にも無駄をつくらないこと です。

TOMORROW

今できること、今すべきことから。

紙を活用して石油由来素材を減らす。 内容物に必要な性能を選ぶ。 必要な分だけつくり、廃棄を減らす。

今からできる、一つひとつの選択を着実に。

FUTURE

その先の循環まで、一緒に。

使用後のパッケージをどう集め、 どう資源として次につなげるのか。

これからの循環の仕組みまで、 皆さまと一緒につくっていきます。

TomorrowもFutureも、目指しているところは同じです。

包むものに合わせて、その商品に「ちょうどいい包装」を。

それが、ジオパックの考える「つくりすぎない包装」です。

どの袋が合うか迷ったときは、 まずはサンプルで実際の内容物との相性を確かめながら、 一緒に「ちょうどいい包装」を考えていきましょう。

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21/08/2026